東京湾諸島

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物流島、発電基地、海上要塞、ごみ埋立地…… 増殖する人工島群「東京湾諸島」。 そこには東京の栄光と負の歴史が埋め込まれている。 膨張する首都を支える島々の “知られざる内部”へ。 「東京湾諸島」……地図上に正式にこの名称はありませんが、次々に造成されていく人工島は東京湾の岸辺を埋め、湾内全体を狭くするほどの島の集合、諸島となっています。その数はゆうに70島を超えます。しかし、それらの島は何のために造成され、内部はどうなっているのかほとんど知られていないのが実情です。 一企業が占有する島、米軍が占有する島、24時間眠らない島、都心の下水を引き受ける島、人工島に湧く天然温泉、立入厳禁の海上要塞、人工島に祀られた神々……。 著者の加藤庸二氏は『マツコの知らない世界』にも登場した“島のスペシャリスト”。 「なぜこんな人工島が?」という疑問を解き明かし、ひいては東京という都市の不思議さ、面白さ、深遠性を「人工島」という観点から描きます。 目次: プロローグ 第1章 アイランド・アーキテクト 第2章 人工島のつくりかた 第3章 人工島の地霊と伝説 第4章 開拓者と京浜マニュファクチュア 第5章 埠頭という名の巨大人工島 第6章 不夜城工業地帯と物流の島々 第7章 東京湾ミッドタウン 第8章 欲望のアミューズメント 第9章 東京湾環境循環装置 第10章 平地に呑みこまれる島 エピローグ 【こちらからも購入できます】 ![]() ![]() ![]() ![]() 加藤 庸二 著 2016年10月25日 発売 A5変形/256ページ
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